TOYOTA GAZOO Racing
86/BRZ クラブマンシリーズオープンクラス 参戦レポート
2021 第11戦 富士スピードウェイ
日時:2021年11月20日(土)~11月21日(日)
場所:富士スピードウェイ
イベント名:TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ 2021 クラブマンシリーズオープンクラス第11戦 富士スピードウェイ
2021年11月20日~21日FUJIスピードウェイにて開催された、86/BRZレースは、今シーズン最終戦であり、新型GR86/BRZによる新シリーズに移行することが、発表されている為、参加台数は今シーズン最多の134台がエントリーしていた。私たちが参戦する、クラブマンシリーズオープンクラスも、シリーズ最多69台のエントリーがあり、24台が予選落ちとなる大変厳しい戦いとなった。
社員ドライバー半田店セールス葉賀
自動車部員レースメカニック
メカニックによるセッティング変更
FUJIとしては大変珍しく3日間ともにドライ。気温も大きくは上がらず、レースをするには、ベストコンディションとなった。
ただし路面に関しては、前日までのレースの影響でタイヤ粕が多く、ラインを少しでも外すとピックアップの影響でタイムが伸びないと言う大変難しい状況。それに加え我々#555/BRZ号は、練習走行でセッティングが決まらず、ドライバーからはメカニックに対し、リヤのグリップが足りないと、注文が入った。直ぐにメカニックは、練習走行の履歴を動画などで確認し、セッティングを変更。専有走行に備えた。専有走行は路面状況がさらに悪化し、新品のタイヤを使用したにも関わらず、満足の行くタイムは出せなかった。
ただし、変更した足廻りのフィーリングは良く、予選に向け準備は万全。後はドライバーに託すこととなった。予選では、マークしていた124番西澤選手の後ろに、運良く付くことが出来たため、目標とする2分6秒台を出すことができた。その結果、2周タイムアタックをしたところでピットイン、タイヤを減らすこと無く温存することができた。
最終予選結果は、B組8位、総合16位という東海地区スバルグループ自動車部としても、過去最高順位で決勝への準備が出来た。
車検に並んでいる時も富士山が綺麗、車検も一発合格
予選16位!この位置からのスタートは初
上の写真は、走行前にポルシェゲートでの様子。チーム関係者、レースクイーンなど多くの人がドライバーに最後の応援。下の写真はポルシェゲートよりピットロードへ移動。ドライバーの緊張はMAX!
翌21日決勝では、前半でジャンプアップを狙い、タイヤ空気圧を高めに設定。ドライバーは、ローリングにてしっかりと温め、スターティンググリッドについた。
スタートでは少しホイルスピンをしたものの、すぐにグリップが戻り、好スタートを切ったまま1コーナーへ、ポジションはイン側、他の車両はタイヤが暖まって無い為か、アウトに膨らむ中、インをキープしたまま、ジャンプアップを果たし、途中1台をパスし6台を抜きオープニングラップ10位でスタートラインまで戻ってきた。
その後、タイヤがグリップダウンしてきた所で、今シーズン3位の、124番西澤選手に抜かれ11位となったが、1台トラブルもあり、結果自己ベストの10位(1ポイント)でゴールすることとなった。ドライバーの名古屋スバル半田店葉賀は、練習は鈴鹿のみだが、今回富士をベストで走り、決勝では自己ベスト更新の2分6秒1を出すことができた。
メカニックによるセッティング変更、ドライバーの技量、チーム戦略、天候などすべてが良い方向に転がり、過去来チーム最高の結果を上げることができた。
今回のレースでのベストショット。メカニックとして参加していた、知立西町店、外間撮影。 朝焼け、夕焼けと、この日は本当に富士山が綺麗で素材がいいのか?腕がいいのか?